「もういちど宙(そら)へ」を、小中学生の方にも読んでいただきたい。
映画化にあたり、青い鳥文庫に書き直す機会をいただきました。
登場人物を減らし、会話を多くし……と、児童書ならではの手法を用いた作品作りは、
ジャーナリストという「へりくつ」ばかり書いている私にとって、
とても新鮮で、楽しい作業でした。
「仲間を信じて、あきらめずに最後までがんばれば、願いはきっとかなう」
たくさんのこどもたちから、こうした素直な感想の手紙をもらい、
彼らの素直な感受性に感動しました。
こどものうちに命の大切さを知ってもらえたら、
大人になったときに安全運転をしてくれるかもしれない。
私が、これからも児童書ノンフィクションを書こうと決心させてくれた作品です。